喰べた人の作品情報・感想・評価

喰べた人1963年製作の映画)

製作国:

上映時間:23分

3.2

『喰べた人』に投稿された感想・評価

詩郎

詩郎の感想・評価

3.0
手術されてるウェイトレスのお腹から人の顔が出てくるところ気持ち悪い
口から包帯が出てきて食事中の人に巻き付いていくのも気持ち悪い

大林宣彦監督16ミリ作品。

第3回ベルギー王室フィルム・アーカイブ国際実験映画祭で審査員特別賞受賞。
大林監督の前説によれば、前回はルイス・ブニュエル『アンダルシアの犬』が受賞ー特別賞か大賞…

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飽食の時代以前においてウェイトレス視点から喰べる客から妄想するホラーをそのまま映像化した大林信彦初期作品。現実には、コオロギやゴキブリを喰べさせたい進歩人もいるし、「ソイレントグリーン」なんて映画も…

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あの藤野一友と共作してる点に注目したい。オチにもそれを感じる。

昨今の疫病の流行で、あるときわたしは食べるという行為がいかにおぞましいものかと気づかされた。食事中はマスクに覆われた口もとが露わになって、次々と食物が運びこまれ、咀嚼され、体内に取り込まれていく。こ…

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科白、劇伴なし。
シュールではあったが、藤野一友が目指した映画になっていたかは微妙。

「藤野一友と岡上淑子展」で上映されてたのをたまたま観た。
自主制作感が全てに充満してる、「あーはいはい、前衛ね」って感じの短編。演出とかはまあ普通なんだけど、カメラが酷い。構図は悪くないのに、パンし…

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sakurako

sakurakoの感想・評価

3.6
大林監督作品ということで鑑賞。
音の気持ち悪さとさブラックな感じが面白い。クチャラー炸裂。女優さんの顔がどちゃくそ美しい。
口の中の目玉や包帯の部分がアーティスティックだった。
かぶき

かぶきの感想・評価

3.6

この時代に、かなりの実相寺アングル
そして岸田森さん

もしかすると実相寺アングルの元祖は大林宣彦さん?!

腹を切ると顔
切られるのを見ている自分
捕食する側の人間が、人間に捕食されるという恐怖

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ねこ

ねこの感想・評価

2.5

タイトルが惹かれる。
映像と音はなかなか気持ち悪いです🍝
想像したら吐き気しちゃうんやな系
確かに他人の咀嚼音は苦手です🤮

内容だけ言えばもっと短く出来たと思うけど、嫌と感じる程見せられる事が重要…

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