少年のフランス映画観る②
モーリス・ピアラ監督長篇
デビュー作でトリュフォーが
プロデュースに参加してるそ
うであります
里子に出される10歳の少年
フランソワだがの話
リアリズム志向強めで硬…
トリュフォーがプロデュースで参加している上に主人公の名前がフランソワのクソガキものと言う時点でポスト・『大人は判ってくれない』であることは明白だろうし、本来であればネオリアリズモまで一度回帰したうえ…
>>続きを読む主人公の少年、最初の里親一家、児童施設の人々、二番目の里親一家、あるいは里親の老いた母親。匿名性を求められたブレッソンの「モデル」とは違って、本作の登場人物たちは現地の現物として生々しくフィルムに定…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
この作品の主人公フランソワは子供にも関わらず人間味はなく驚くほど不気味。子供はペットのように従順ではなく、可愛く無邪気な一面と意地悪で残酷な一面があって、この映画はその邪悪さを執拗なまでに見せつけて…
>>続きを読むモーリス・ピアラ監督44歳での長編デビュー作。
フランソワ・トリュフォーがプロデューサーとして参加しているのが興味深い。
母親に捨てられ里子に出された10歳のフランソワ。中流家庭に引き取られるが、…
現代と倫理観が大きく違い、理解しずらい所は多々あるのだが、映像の美しさとリアリティのある少年の行動が良く描けている作品。
1968年という時代もあるのだろうが、ハリウッド的な「子供=天使」ではない…
手紙
10歳の少年フランソワは、母親に捨てられ、ある家族に里子に出される
しかし、その家族にも見放されてしまい、また別の家に預けられることに
その家には年老いた夫婦と、フランソワより前に里子になっ…
『愛の記念に』のモーリス・ピアラ監督の初長編作。
フランソワ・トリュフォーがプロデューサーで参加のせいか『大人は判ってくれない』にも通じる、ひたすらヒリヒリが止まらない作品だった。
母親に捨てられ…