グリーサーズ・パレス(原題)の作品情報・感想・評価

グリーサーズ・パレス(原題)1972年製作の映画)

Greaser's Palace

製作国:

上映時間:91分

ジャンル:

3.8

『グリーサーズ・パレス(原題)』に投稿された感想・評価

さっ

さっの感想・評価

5.0
パラシュートで空からキリストが降ってくる西部劇。「感じるなら、癒される」!

西部開拓時代に姿を表した救世主が、暴君の独裁体制が常態化している小さな町に到着する。新約聖書におけるイエス再臨をモチーフにしている、ブラック・コメディ映画。

主人公の青年は、死人や患者の身体に手を…

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反体制、反権力をアヴァンギャルドさで表現した若松孝二の映画を想起したり、『エル・トポ』とかモンテ・ヘルマンの西部劇より、全然違うけど『ラスト・イン・ザ・ダスト』をなんとなく思い出したりも。ラストの沈…

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buccimane

buccimaneの感想・評価

4.0
バンドが檻の中に居るというのが1番好き。
最初の出し物から最後のアレまで音楽どれも凄い良かった。
蛾次郎さんぽい彼と一緒にロバに乗っては転げ落ちるムーヴも凄い。
mingo

mingoの感想・評価

4.0

白紙委任状2021④
これはおもろい。ファーストカットエルトポ、ラストカット地獄の黙示録。真っ赤というよりバーミリオンが強い夕陽が出てくる映画は全部イカれてる、昨年のデリンジャーしかり。グリーサー、…

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Tatsu

Tatsuの感想・評価

-

まじで傑作。とても即物的で散文的に見えるけど、受難と再生の物語だと思った。与える者と奪う者、奪われた者の対比が素晴らしい。ナンセンスギャグの連続で驚愕の作りとテンポだけど、ハッとするような美しい撮影…

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eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.2

ロバート・ダウニー・シニア作品がDNAになってるというジム・オルークさんトークゲスト(サポートに石橋英子さん)主人公アラン・アーバスをS.B.コーエンが真似てない?画が一々キマッててカッコ良く話は凄…

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これは素晴らしい。全く見たことのない荒唐無稽さであり、物語もへったくれもないのだが、かと言って前衛的という訳でもない。ジム・オルークが名前を挙げていたようにモンテ・ヘルマンの西部劇を見ているような触…

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一

一の感想・評価

-

サイコー。とっても楽しい。開拓時代の小さな町へパラシュートで降りてくる全能の男ジェシー=J.C=ジーザス・クライスト(夢はエルサレムで俳優/歌手になること)、そこを支配する慢性便秘のMr.グリーサー…

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ゆべし

ゆべしの感想・評価

1.5

ジム・オルークがフェイバリットに挙げてよく語っているロバート・ダウニー・シニア作品。「ジムが好きなら好きになりたい」気持ちで観るが難解で物語性も希薄で退屈した。「エル・トポ」的なサイケデリック西部劇…

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