おお至高の光の作品情報・感想・評価

おお至高の光2009年製作の映画)

O somma luce

製作国:

上映時間:17分

4.0

『おお至高の光』に投稿された感想・評価

ストローブにしては珍しくビスタサイズの画面で、黒みのヴァレーズからのダンテ「神曲」の台本を手に読み上げる丘の上の男。途中、カメラは男の目線の先に広がるであろう山の稜線をパンで示すが、反復されるパンに…

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ストローブ=ユイレが好きな作曲家はバッハとバーレーズなんだろうなやっぱし。
煙

煙の感想・評価

4.0
神を描出する試み(そういうの多い)。
黒い画面に延々とヴァレーズ。『アルテミスの膝』でも黒い画面にマーラーが不穏だったが、こちらの方が極めている。朗読。
okachan

okachanの感想・評価

4.7
視覚と聴覚、イメージと読解可能性の分離、ヴァーレーズとダンテと風+光(諸力の様態として?)

ジャン=マリー・ストローブ監督作品。

冒頭何も映らず、オーケストラ音楽が延々と流れる。長い黒い画面が終わった後の切り替えがハッとさせられる。その後はストローブお馴染みの朗読と自然の山々をパンして映…

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milagros

milagrosの感想・評価

4.0
黒みと音楽でスクリーンを消してからの、目の覚めるようなファーストカットの切れ。鮮やかな赤いマフラーを巻いて朗読する男の声のかたちと、それを囲む自然の対話が禁欲的に描かれる、
ooospem

ooospemの感想・評価

4.3

楽譜なんてものは存在しないんじゃないのか、感覚的でありながらなぜか違和感のない不協和音。人間こういう無意識的なまとまりのなさってあるよね、と腑に落ちる。そんな重奏音楽から始まりぱっと映像が出て、あっ…

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いきなり黒味に音楽+騒音だけのシークエンスを長々と挿入するだけでも頭おかしいのに、そこからダンテの神曲をカンペを見つつ唱和するおっさんとおなじみ風景の長回しパンで短編を成立させる力技もイかれてて一周…

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菩薩

菩薩の感想・評価

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黒味と騒音、赤いマフラーとダンテの朗読。マフラーが猪木のやつより断然赤くてそこだけCGなんじゃないか?とか思って観てたらなんだか気持ち悪くなった。なぜか唐突にハナタラシ / LIVE!! 88 FE…

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冒頭にいきなりエドガー・ヴァレーズの「砂漠」(しかもヘルマン・シェルヘン指揮の1954年初演ライヴというこだわり)が流れ、タイトルが終わっても延々と黒味のままこの「騒音音楽」(なので、客がヤジったり…

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