ストローブにしては珍しくビスタサイズの画面で、黒みのヴァレーズからのダンテ「神曲」の台本を手に読み上げる丘の上の男。途中、カメラは男の目線の先に広がるであろう山の稜線をパンで示すが、反復されるパンに…
>>続きを読むジャン=マリー・ストローブ監督作品。
冒頭何も映らず、オーケストラ音楽が延々と流れる。長い黒い画面が終わった後の切り替えがハッとさせられる。その後はストローブお馴染みの朗読と自然の山々をパンして映…
楽譜なんてものは存在しないんじゃないのか、感覚的でありながらなぜか違和感のない不協和音。人間こういう無意識的なまとまりのなさってあるよね、と腑に落ちる。そんな重奏音楽から始まりぱっと映像が出て、あっ…
>>続きを読むいきなり黒味に音楽+騒音だけのシークエンスを長々と挿入するだけでも頭おかしいのに、そこからダンテの神曲をカンペを見つつ唱和するおっさんとおなじみ風景の長回しパンで短編を成立させる力技もイかれてて一周…
>>続きを読む黒味と騒音、赤いマフラーとダンテの朗読。マフラーが猪木のやつより断然赤くてそこだけCGなんじゃないか?とか思って観てたらなんだか気持ち悪くなった。なぜか唐突にハナタラシ / LIVE!! 88 FE…
>>続きを読む冒頭にいきなりエドガー・ヴァレーズの「砂漠」(しかもヘルマン・シェルヘン指揮の1954年初演ライヴというこだわり)が流れ、タイトルが終わっても延々と黒味のままこの「騒音音楽」(なので、客がヤジったり…
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