ミッシェル・ド・モンテーニュのある話の作品情報・感想・評価

ミッシェル・ド・モンテーニュのある話2013年製作の映画)

Un conte de Michel de Montaigne

製作国:

上映時間:33分

3.7

『ミッシェル・ド・モンテーニュのある話』に投稿された感想・評価

モンテーニュの像、それに被せる朗読(死が近づくと画面が真っ暗になるの直接的すぎておもろ)、朗読している女性のカット。これでいいんかい、これでいいんですよ。90分とかだと困るけど、30分くらいなら成立…

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ユイレの死後のストローブにはどこか分裂している気配を感じるのだが、今作は特にその傾向が強いような気がする。ソクラテスの「自己」についての思考を踏まえつつ、自己について語ることの困難さを一つの主題とし…

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Mypage

Mypageの感想・評価

-

眠りは死を慣れさせる、
私は一度気絶したことがある、
という話から、
自分のことを話すことは悪いことじゃない、ソクラテスだってそうだった、
と、
話が話を呼び、喩えが喩えを呼ぶ、こねくりまわすおしゃ…

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煙

煙の感想・評価

4.6
腰掛けて足を組む中世風の装束を纏った彫像を正面から映す。背景音無し。真っ暗な画面に女性の声(字幕)のみ響く。台詞を読み上げる女性。死を映像化する試み。ソクラテス。
あり

ありの感想・評価

-
一緒に観た2人ほど退屈はしなかった、おそらく台詞をふつうに楽しんでいたからだと思われる
死と眠り
ユイレは眠いと言ってたけど死に通ずる?

【モンテーニュ(1533-1592)、クソほど鋭い問題】

「どんな不合理なことも、どこかの哲学者に言われなかったためしはない」[キケロからの引用](『エセー』Ⅱ, 12)

【ソクラテスは耄碌(も…

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ジャン=マリー・ストローブ監督作品。

モンテーニュの座像を映しながら、『エセー』第2巻第6章「実習について」を朗読する。

画面が全く動かないけど、朗読される文章が死についてで面白い。寝ることは死…

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モンテーニュの銅像が微笑んでいる
別のシーンでは光と陰の具合で口の端が下がっているようにも見えた

老人を起用したり死に関する文章を選んでいたり、やはりこの頃のストローブって結構死を意識していたらしい。

それはさておき木漏れ日の当たるモンテーニュの坐像がクール。

そのモンテーニュの坐像に女性の…

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1234

1234の感想・評価

3.4
『母』と似たようなことやってる
ずっと死の話をしてる ユイレ死んでるしストローブも80だしね
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