待望のオビ・ワンのスピンオフドラマ！
微妙な評価が多かったので期待値を下げて見たが、言われるほど酷くはなかった。ただ、オビワンとアナキンの2大キャラを使っておいてこの高揚感のなさ(しかもリミテッド)は残念だったかなとは思った。
始まりと終わりが既に決まっているなかで既存キャラの間を描くというのは、ストーリー上の創作の制限があるのと同義だから大変難しかったと思う。しかしながら、マンダロリアンと似たような古臭さ漂う西部劇的なストーリーになってしまっていて二番煎じ感が半端ない。
オビワンがEP4のあのキャラになるまでの絶望からの成長を描いていたのは良かったし、それにはピッタリのストーリーラインではあったと思うが、もっと新しいものか、あるいはカノンのような王道スペースオペラを見たった。
あと、見せ場を作るための展開に運ばせるために雑だなと思った箇所もチラホラ。詰めが甘すぎるダースベイダーは特に嫌だった。殺せるときに確実に殺さない奴らばっかしで…。
6話あった割にはオビワンの心情もそこまで深くは描ききれていなかったし、色んな物が総じて作品全体の高揚感の損失につながっていると思う。あんだけアツいバトルを最終話でしていてもアガらなかったし。
ただ、6話がまるで一つの映画のようなストーリーで一気見すると各話ごとのムラがなくて良かったと思う。ちびレイアが最高のキャラクター。
面白くないわけではないが、折角だからもっと良いものを作ってほしかった感はある。ただ信者が度々口にする「もう作るなよ。汚すなよ。」という意見は正直呆れる。そんなにディズニーが作るスターウォーズが嫌いなら最初から見なきゃいいのにね。ディズニーが作り出したのは今に始まったことではないのに。未だにウジウジ言い続ける信者には辟易する。
