全部見ました!
まずオマール・シー。ルパンがオマール・シー。。というだけで絶対見てしまうよね。。
彼はフランス国内で高感度がやたら高い俳優さんとして有名。毎年1位2位を争っているもう国民的俳優。フランス人大好きだからね。彼のこと。ハンサムだーとか、かっこいいーとか、演技上手いーとか、、、ルパンが黒人っていう設定だけでも2020年ぽいよね。
ただ、、話はとてもクラシックというか、、、隙のないスマートでダンディな泥棒を父親の死に絡まった事件を解決しながら進むという。。。目新しい感はないけど、パリのきれいなところと、黒人がいそうないかにも郊外っぽい景色のふたつが交互にでてきてたのしませてくれます。彼の親友もかなり優秀なユダヤ人のアンティーク商だったり。。。まぁよくある設定。
設定はいいのですが、、見ていて。。ウエットに飛んでないのです。はっと驚かされることはあるけど、ウエットがほしい!!!毒がほしい!!ま、凡庸ですわ。クラシックすぎ。なーんか、もちろんルパンですので華麗なトリックはあるのですが、、どこにも毒がない。それ大事!!!ルパンには毒がないと!!!それが私はちょっと不満かな。正直高感度俳優のイメージ良すぎるの!!!あたしにとってルパンはあのふ~じこちゃ~んのあの軽快で悪いけどいつもいいヤツ的期待があったのかもしれないわね。。。(あ、ちなみに私は本は小学生の時に読んだ覚えが。。。。)
フランスの現代ドラマとして世界に配信するのには人種差別問題は外せないのはわかりますが、、、ま、仕方ないか。
ジョルダン・ピールとかの毒がないのよ。毒ね。それがオマール・シーなのか。すべてが直球。私は残念だね・・・最後まで見てわかったけど、、。期待しすぎた私がだめだった。。そう思ってる。
多分私がこんな感想なのは自分がフランス在住だからかも。。。逆にありえないエミリーインパリスのほうが割り切れて面白かった・・