フランス語をしゃべる肌の茶色い人たちが1970年代フランスでどういう扱いを受けてたのかを 想像しながら見るのも良いでしょう。
主役のタヒールどう見てもインド人には見えなくって、 濃い顔の日本人ぐらいでのめり込めない。。
一生懸命に魅力的に見えないように演じてたのではないかと思われますけどね。
で、マリーアンドレちゃんがめっさ美しくも、妙齢で、キリスト教に帰依する姿に死人にくちなし感はあるが、疑ったり、インド人を「お前みたいな茶色の男はパリには似合わない」とかなかなか小市民でいい。
彼の白人しか狙わない犯行癖にも屈折を感じますが、それよりもこれよりも外交官妻のワープ出世？がびっくり。
亡くなった人は気の毒ですが、アジア人、親子関係、ヒッピー、フランスなどどこかに響いた方はぜひともおすすめ。
このドラマは決して犯罪者に同情を与えないけど､人種差別いがいのところで彼の継父が彼だけ養子にしなかったと言ってて｡｡それだけはきついなと思った｡
タヒールくんの次のジュディフォスターとの作品に期待｡
