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リコカツのkuraのレビュー・感想・評価

リコカツ(2021年製作のドラマ)
3.2
「離婚から始まるラブストーリー?」

※リコカツ=離婚のための準備活動

・緒原(水口) 咲(北川景子)
本作の主人公。泉潮社のファッション誌編集部員。

・緒原紘一(永山瑛太)
航空自衛隊・航空救難団のエース隊員。1等空曹。

一話目は瑛太演じる紘一のキャラのクセが強すぎると思っていましたが、回を重ねる毎にじわじわとよさが見えてきた気がします。
基本はコメディですが、ときにシリアスになったりと、そのバランスがいいですね。
主演二人は勿論のこと、脇のキャスティングも絶妙。
特に咲の母親を演じる三石琴乃さんがいいスパイス。(エヴァのミサトさんがまぶたに浮かぶ)

演出面も坪井敏雄さんが担当されているので、安心して観れるのと、小ネタの使い方が相変わらず上手いです。

(追記)
中盤は同じ様な展開が続くので中弛みもあり、キュッとしたら4話くらいで出来たのではという内容でしたが、なんだかんだで最後まで楽しめました。主題歌の良さ、流れるタイミングは本当に秀逸。
これは仕方のないことですが、父親役の佐野史郎さんのイメージが強かったのでそこはずっと違和感でした。
(代役の平田満さんは悪くないです)


主題歌
「Pale Blue」米津玄師

望み通りの終わりじゃなかった
あなたはどうですか

こんな つまらない映画など
もうおしまい なのに
エンドロールの途中で悲しくなった
ねえ この思いは何

こんな ちぐはぐな舞台は
もう締めたい なのに
エピローグの台詞が言えなくなった♫
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