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西郷どんのhitomaのレビュー・感想・評価

西郷どん(2018年製作のドラマ)
4.2
大河ドラマを年間通してちゃんと見たのは2015年の軍師官兵衛以来だった。毎年の様に視聴率低下だったりだとか、史実と異なるストーリーだったりとかに批判が集まる大河ドラマだけれど、やっぱり大きな予算と40話を超える長い時間をかけて、一人の人間を深く掘り下げていく大河ドラマは他のドラマには無い魅力があると思う。史実に関しても、ドラマであるが故に脚色は多分にあるのだろうけれど、それでも他の時代劇と比較すれば遥かに史実に基づいていると思うし、このネット全盛の時代だから、史実との違いを調べていくのもまた面白い。キャスティングに大きな違和感が無いのも良い。有名で実力のある俳優ばかりを起用しているのもあって、演技で魅せる事の出来るドラマだ。

ただまあ、軍師官兵衛にでも言えるし、おそらくはおんな城主直虎や真田丸でも共通だろうけど、どうしても主人公が聖人君子かつスーパーヒーロになってしまうのは、視聴率のために仕方無いこととは言え、マンネリ化してしまうと思う。ダークヒーローものの大河ドラマとかも見てみたいけど、さすがにNHKの冠番組じゃそんな冒険は出来ない事もよくわかる。