99.9－刑事専門弁護士－ - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ

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99.9－刑事専門弁護士－の情報・感想・評価

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99.9－刑事専門弁護士－（2016年製作のドラマ）

製作国：

日本

4.0

脚本

宇田学

主題歌／挿入歌

出演者

「99.9－刑事専門弁護士－」に投稿された感想・評価

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ネタバレなし
ネタバレ

問題点1　構成
とにかくギャグが多い。そしてことごとく滑っている。
私的にはコメディ色があるドラマ自体は好きなのだがこのドラマに関してはつまらないギャグをさも面白いでしょ、みたいにどや顔で見せられるから見ていて腹がたってくる。
他にミステリーでは何気ない会話から最後の謎が埋まる、っていうのはお決まりの流れではあるが、それがほぼ毎回のようにこの流れになるからご都合主義感が甚だしい。おまけに直後のどや顔親父ギャグで苛立たしさ倍増。

問題点2　キャラクター設定
主人公　型破り、料理好き、アメ好き、親父ギャグ、貧乏
ヒロイン　堅物、プロレス好き
相棒　司法試験不合格常習、貧乏
等々一つ一つはうまく扱えばキャラ付けにいいアクセントをもたらすがあれもこれも取り入れるせいで結果的に中途半端になるし、そもそもこれらを全てギャグパートで演出しているから口説いは話の腰を折るはで逆ベクトルの化学反応を起こしてしまっている。
特に問題なのは主人公で、はっきり言って法律ものの主人公で型破りってのはお約束ごとみたいなもので目新しさが全くない。それどころか上司の家に朝早く押し入る、執務室に勝手に入り机の中を漁りパソコンを無意味に設定変更する、など型破りを越えて大人として常識を疑うレベルのことを本筋とほぼ無関係にしていて胸糞悪い。

評価点
・題材自体はいい
・いろいろ書いたが多分松潤や嵐のファンだったら受け入れられるとは思う。

総括すると松潤のファンだったら見てもいいとは思うが、一つの映像作品として見るなら時間の無駄どころか腹立たしくなってくるので全くお勧めしません。