リアタイしそびれて寝かせに寝かせすぎたドラマをやっと観た。絶対好きに決まってると分かっていたけど、なんだかずっと観そびれてて。
でも熟成させた分だけ、しっかりブッ刺さって、今このタイミングで観てよかったな、と思う。
私は社長でもないし、バツ3でもないし、母でもないし、何ひとつとしてとわ子と共通点はないのだけど、なぜか心の求心力が高くて夜中に一気見してしまった。夜中のテンションだったからかもしれないけど、どうしたって毎話しっかり笑ったし、しっかり泣いた。泣けるドラマというと少し違うけど、なんか1話1話じわ〜と目頭が熱くなるシーンがあって、ポロポロッと泣く、そんなドラマ。
随所の演出も洒脱でそれだけで十分見応えあるけど、しっかりお話に坂元裕二節が効いてて、もちろん役者陣の演技も最高で。（ドライブマイカーに続き今作も期待値をゆうに超えてくる岡田将生、あっぱれ。）
「1人でも生きていけるけど、〇〇〇」とか「お母さんの人生は幸せだったのかな？」とか、それ以外にもかごめとの約束のことかたくさんあるけど、女として考えること、娘として思うこと、友として母として社長として悩むこと、そしてそれをずっと見守ってる元夫たち（と匙加減が最高な娘）、その全ての構図と目線が絶妙のバランスで保っていた。
いや〜いいドラマだった。
