連続テレビドラマの作りを
飄々と笑顔で壊していくみたいで
面白く驚きの連続で楽しく観ました。
主人公がカメラ目線で話しかけてきたり
主要な男性が皆メガネをしていたり
あらかじめ起こることを予告してから
始まることが斬新で
その場面がどういうシチュエーションで
くるのかが予想外で面白い。
面白い会話を楽しむドラマなんだけど
大切なことはその会話の行間にあり
言葉にならないところにあり
だからこそ俳優さんの細やかな仕草や
表情、目線までの演技が見どころです。
また、映像で省かれた場面にも
色々な感情の起伏があり
それを観ている人に想像させたり
考えさせたり、一緒にドラマをつくる
そんな作り手と観る側の信頼性を
信じた感じがしました。
個人的には途中退席したけれど
結局最終回も変わらずずっと
とわ子の側にいる
かごめちゃんのキャラクターが
大好きでした。
彼女がもうちょっと
とわ子の側にいたまま見たかったかな。
そこだけ減点。
オダギリジョーさんのキャラクターが
最初はすごく怖かったです。
しかし彼の過去を知ると
かわいそうだったし
解放されて良かったねと思いました。
その人のことをちゃんと知る
ということは難しいなと思いました。
最終回を観て、ああ素敵だなと思いました。
うまく言えないけれど、
とわ子の言うとおりです。
