『今週の大豆田とわ子はこんなことがあった。』から始まる不思議なオープニングはこの声の主だけが未来を見渡せるのか、この作品が遠い過去の出来事なのかとまでは思わないまでも作品と自分の視点との間に奇妙な距離が生まれて毎話終わる頃にはその距離がすっかり縮まっている感覚が新鮮だった。
大豆田とわ子の社長としての孤独をうまく描いていて世の中の女性社長さんたちは涙したと勝手に思えるくらい素晴らしかった。とわ子は彼女が関わる人たちに"その人にも人生がある"という目で見ていてそこにあるその人たちの人生を大切に大切にして接してた。
坂東祐大さんの音楽が映像の綺麗な作品におそろしいほど溶け込んで個人的にドラマ史上最高の劇伴になった。挿入歌の"All The Same"も好きでピアノの旋律がうつくしくて心臓がいまだにバクバクする。
打ち合わせの後の別れ際に『今度バスケしましょうね!』と挨拶する人良かったなー。自分もあんな感じだもの。ゴルフに変えただけで。あんなにウザいのね笑。
抑えておいた人気馬。
観続けてよかった。
【完走】