ドラマ「カルテット」、映画「花束みたいな恋をした」の脚本家、坂元祐二作品。「カルテット」に引き続き主演を務めた大豆田とわ子役の松たか子を中心に、元夫役の松田龍平、 角田晃広、岡田将生。親友・カゴメ役、 市川実日子。とわ子の優秀な部下役・高橋メアリージュン、後半に現れる、とわ子に思いを寄せる謎の男役、オダギリジョーなど。とってもゴージャスな配役。これらの芸達者陣の絡みで、先の読めないスリリングな展開。それに輪をかけて、坂元祐二の書くセリフが、毎回毎回じんわりと胸に沁みる。終わって欲しくないドラマでした。
「離婚っていうのは、自分の人生にうそをつかなかったって証拠だよ」
「別れたけどさ、今でも一緒に生きてるとは思ってるよ」
「人生に失敗はあったって、失敗した人生なんてないと思います」
「幸せな結末も、悲しい結末も、やり残したこともない。あるのは、
その人がどういう人だったかということだけです」
「人の孤独を埋めるのは、愛されることじゃないよ。愛することだよ」
「ひとりでも幸せになれると思うんだよね。無理かな？」「全然余裕でなれるでしょ。なれるなれる」
「私の好きはその人が笑ってくれること。笑ってくれたら、後は何でもいい」
