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電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-のこのレビュー・感想・評価

電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-(2018年製作のドラマ)
4.5
漫画原作のドラマオリジナル脚本、アイドル主演と地雷要素高めでスルーしていた作品。
TVerで最初の3話が特別配信された日に暇だったのと直前に初森ベマーズを観て西野七瀬さん可愛いなと思っていたのでハードル下げて観てみました。

…が、意外に、というかストレートに面白くて、残りのエピソードをAmazonプライムでその日のうちに完走してしまいました。

飛び抜けた何かが面白かったということではなく、作品中の細かい温もりや愛や嫉妬や悲哀なんかが大きな空気感になって胸に残りました。

前半の緩い印象と後半の張り詰めた印象の遷移が早すぎず遅すぎず作品にのめり込みやすかったです。
最終話はボロ泣きできる展開を期待していたんですが、等身大なほんわかする締め方で、それはそれで綺麗ですんなり入っていきました。

今までスルーしていた理由でもあった西野七瀬さんの演技に対する不安ですが、1話目のエンディングテーマが流れているときに西野七瀬さん以外のあいを想像できなくなり90日後が憂鬱になる自分がいたことが全てです。
奈々美と智章の関係、りかの片想い、清水の過去などサイドストーリーも丁寧で、それぞれの演技も素敵でした。

tofubeats好きなのでその点も最高でした。

また、エンディングテロップで脚本家の名前を見てびっくりしました。
メインライターは喜安浩平さんだったのですが、個人的にははじめの一歩やファフナーの気弱な青年を演じる声優としての印象だったので驚かされました。
原作の25年後の世界という設定の中で、25年前の世界がしっかりと進んでいることを示しながら重要な意味合いも持たせて、責任感のある脚本だったと思います。
喜安さんのブログ記事を読んでみてさらにこの作品が素敵な空間だったんだなと感じられました。

19年4月のクールからマイが主役の電影少女2019がスタートしますが、個人的には悪女作品が苦手なのでどうなるか楽しみ半分怖さ半分です。