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きれいのくにのmakoのレビュー・感想・評価

きれいのくに(2021年製作のドラマ)
4.0
またまた攻めてたドラマだった。
3、4話くらいまでは内容が世にも奇妙な物語のようでどうなっていくの?と思いながらみてました。
ある夫婦の物語。
ある日、夫が目覚めると妻の顔が若返っていた。自分がおかしくなったのか。
だが妻は鏡を見ても変わってないと言う。
40代の恵理(吉田羊)
30代の恵理(蓮佛美沙子)
20代の恵理(小野花梨)
20代の恵理は夫と知り合う前なので知らない顔。妻、若返ってるならいいじゃない!と。若い方が好きでしょ、と。

実はこの話は啓発映画だった。
次の話数からは高校生5人の物語。
高校生たちが暮らすのは、ほとんどの大人が“同じ顔”をした不条理な国―
男性は稲垣吾郎、女性は加藤ローサの顔ばかりになっていた。
カオスな世の中でした。
誰しもが抱える容姿へのコンプレックスにまつわる、ジュブナイルSF。

興味深く観ました。個人的には楽しめました。
美容整形が悪いとは思わない。コンプレックスを取り除くことにより生きやすく明るくなれるならいいと思う。
でも中身は変わらないので、顔を変えただけで人生が上手くいくとも思わない。

NHKのドラマ、やっぱりいい!
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