あーさん

ちむどんどんのあーさんのネタバレレビュー・内容・結末

ちむどんどん(2021年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

朝ドラは、ずっと観ているけれど、特に一つ前の前の朝ドラ"カムカム…"が好きだったので、楽しみにしていた。

沖縄が舞台の時は、自然も豊かでのびのびとした4兄妹の固い絆が魅力的でそれなりに楽しめていたが、、頼りになるお父さん(大森南朋)が亡くなって特に東京に舞台を移してからは、"おかえりモネ"の時と同じパターン💦
ご都合主義な展開やら、無理くりなエピソードが目立ち、だんだん失速。。

主人公の暢子(黒島結菜)の演技も一本調子で何だかな〜
沖縄弁はとても楽しいけど。
やんばる4兄妹は家族を思い合っているはずなのに、詰めが甘くて皆んな我が強くて観ていてちとしんどい。
長男の賢秀(竜星涼)の借金や口を開けば"ビッグになる"発言、騙し騙されのアホぼんぶりには呆れるし、我慢ばかり強いられる長女の良子(川口春奈)、天真爛漫さがいつの間にか厚かましさに思えてくる次女暢子、三女の歌子(上白石萌歌)の体が弱い設定が余りにも可哀想で辛い、、
お父さん何で死んじゃったの…😥
賢秀を筆頭に、沖縄で一時期一緒に過ごした和彦(宮沢氷魚)、暢子の幼馴染みの智(前田公輝)、良子の夫 博夫(山田裕貴)、、肝心な所で外してばかりで、ろくな男が出てこない💦

そんな中で、兄妹の母優子(仲間由紀恵)のセリフには何度もハッとさせられるものがあった。
暢子に"私の良いところを教えて"と聞かれて、"あなたの良いところは、ありがとうとごめんなさいが素直に言えるところ"と答える。子どもの頃、家族の借金のピンチに暢子が一人だけ名乗りをあげたあの感動のエピソードのくだりが思い出され、涙が溢れた。私も、この2つの言葉は大事にしなければ…と日々思っている。
歌子がしょっちゅう熱を出して仕事を休みがちになり、折角就職したのに辞めることになって自暴自棄になってしまうところ(これは母として本当に切ない…)では、"あなたが幸せになる事を諦めないでいてくれる事が、お母さんにとっては一番嬉しいことよ"と優しく抱き締める。
更に、"賢秀も良子も暢子も、皆色々あるけど頑張っているよ。"と。兄妹皆に注がれる温かい眼差しに、歌子と共に私も大いに励まされた。
私なら、"丈夫に産んであげられなくてごめんね"とか言ってしまいそう。。どこまでも前向きな言葉に、元気をもらった!
結婚して母になりハッピーエンドではなく、仕事への思いを捨てきれず夫婦の悩みを抱える良子には、"何があってもお母さんは、良子の味方だからね!"
母に言われたいな〜、子どもに言ってあげたいな〜と思うセリフばかり♪(ニュアンスで書いているので、正確ではないかも💦)
とことん子どもに寄り添う母の姿を、優子から学んだ私であった!
(長男とお金に甘い所は、ここでは目を瞑る…)

折り返しを過ぎて、あともう少し。
今より登場人物を好きになれる展開で、終わってほしい。。


三浦大知くんのオープニングテーマ"燦々"は素晴らしい🎶



*おまけ
観ていて急に沖縄料理が食べたくなり、むかーし行った事のある渋谷ヒカリエの沖縄料理店にまたそのうち行ってみたいな〜と思って調べたら、閉店していた。。まさかや!
他にも近くに沖縄料理店はないか探してみたけれど、居酒屋が主でランチが食べられるお店は案外少ないよう。
飲み会はまだ気が引けるので、もう少しの我慢かなぁ。。
ゴーヤチャンプルーは、家で作ったけど、子ども達の評判はイマイチ!苦くないのにィ〜



2022.8.
後半、かなり失速して何度も観るのをやめようかと。。
少しマシになってきたので、何とか踏みとどまってあるけれど、完走できるかな?
我慢比べみたいになってきた💦
再放送の"芋たこなんきん"が面白いだけに。。
あーさん

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