この物語は毎回怪物が変わる。
各話のラストで衝撃が走る。
人と人との攻防戦に、もう誰も信じられない。でも信じたい。真実を知りたくて時間を忘れて見てしまう。
ドンシクの長く辛い孤独や悲しみ、苦しみを思うと、犯人逮捕が彼のゴールではなく、この物語のラストで彼は救われるのか。心から笑える日が来るのか。そんなことを彼の充血する眼を見ながら考えていました。
15話からの流れ、疑問や真実が次々と明かされることで、今までせき止めていた感情が一気に爆発するような感覚。
最終話のラストシーンは涙なしには見られませんでした。
私が切望していたドンシクとジュウォンの表情がそこにありました。
21年間を繋ぐに相応しいOSTが頭の中駆け巡っていきます。流れるタイミングも全て完壁でした。
