しょん

演じ屋のしょんのネタバレレビュー・内容・結末

演じ屋(2021年製作のドラマ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

仕組まれた痴漢冤罪により、仕事を失い、結婚式直前の婚約者と別れ、全てを失った主人公はビルの屋上から投身自殺をはかろうとしていた。
その時、屋上に助けを求めて逃げる女性と追う男。
目の前で女性は刺殺され、主人公も刺されたが…傷も無く、死んでいなかった。
その女は演じ屋と言う職業を生業としており、主人公は演じ屋に自分の保険金を報酬として、自分の人生を滅茶苦茶にされた人間に復讐を依頼して…そして、どうなるか。








ストーリー構成は奇数話(前半)が依頼人と悪役の話。偶数話(後半)が演じ屋ファミリーによって悪役が成敗される話。
時間も1話が30分くらいなので、一気見でも3時間くらいでとても見易いです。

ただ、意外と内容が重めでパッケージとタイトルの雰囲気はコメディっぽいですが、予想よりツライ内容もあります。
それから、毎週で視聴すると奇数話が悪役の引き立て回なので、連続で視聴しないとモヤモヤしたところで終わります。
1時間ドラマでまとめて終わった方がスッキリするのに。

それから、演じ屋ファミリーの深掘りも無く、ラストにアイカの過去などモリモリ詰め込まれての感動シーンがありますが、6話(実質ストーリーは3回)だと登場人物の深掘りが少ないので視聴者として、グッと引き込まれきれなかった…感動はしたけど。
個人的には箸休め回を何回か挟んで、そこで演じ屋ファミリーの深掘りが欲しかったな。ドラマとしても物足りないと言うか、もう少し見ていたい作品だった。



余談ですが、奈緒さんがバラエティー番組に出演した時に、お母さんに止められるまでお酒を飲むほど、お酒が大好き発言で一気にファンになったな笑
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