よーすけカサブランカス

レギオンのよーすけカサブランカスのレビュー・感想・評価

レギオン(2017年製作のドラマ)
4.0
今でこそスーパーヒーロードラマは一大ジャンルになっているがその流行の前からX-MENはその力を「病」の暗喩として、一般人との「分断」を描いてきた。だからこのドラマがスーパーパワーを使った活劇ではなく、闘病の描写に時間を多く割くのは至極当然のことである。
なにせミュータントの主人公の記憶、脳内とアストラル界という割となんでもありの概念が大部分の舞台なのでなかなかつかみどころがなかったりして視聴者は試されるところが大きいが、常に真新しさが感じられて飽きなかった。主人公に巣食うミュータントの造形がよかった。