南部の黒人奴隷を北部およびカナダに逃していた秘密組織である"地下鉄道"が実際に当時存在しなかった地下を走る鉄道だったら？という面白そうな捻った設定がこの物語の中で全くなにも機能してないことが気になりすぎる。
これだったら別に地下に走る鉄道じゃなくて実際に南部脱出をしていた方法でもこのドラマが成立してしまうし、その方がむしろ観たいけど。
逆光を利かせまくった撮影もやたら長くて画面も時間も弛緩してきてしまい、実際1シーズン10時間の話の進行に関してもかなり遅くて冗長。
後半の農園のパートあたりからかなり退屈だった。
題材やテーマから自ずと語るべき事も決まってくるし、描きたいものもわかるんだけど、それに見合うストーリーテリングにはなってない
