ロアー

CALLS コールのロアーのレビュー・感想・評価

CALLS コール(2021年製作のドラマ)
4.3
声だけ(映像は音声のウェーブと文字だけ)で進行する斬新なApple TV+ オリジナルドラマ。

映像がない方がより怖いってことがよ~く分かりました。情報が少ないほど人ってやっぱり想像力で補っちゃって、どんどん自分で恐ろしいものを創り上げて不安になっちゃうものなんですね。

内容的には「カラー・アウト・オブ・スペース」と「ファイナル・ディスティネーション」と「ザ・コール」(これはちょっと違うかも)を合わせたような感じだったので、ラヴクラフト先生好きな人は多分好き。最初は短編かと思ってたら、全部繋がってると分かってくるストーリーも良かったです。

声を演じているのも錚々たるメンバーなんですが、声で誰が誰って分かるほどは知らない人たちなので吹替で観ました。母国語の方が怖いと思うし。その点、対応言語が多いApple強い。狙ってやってるよね。

#4「全部 あなたの妄想」が特に良かった。めちゃ良かった。腕が伸びてる・・・・爪が・・・怖っ!
あぁぁああ〜って泣いてるのがホントうま過ぎて怖かったです。お話としては#2「始まり」も結構好き。

ハウちゃんことポール・ウォルター・ハウザーも出演していたので、全部観終わった後、どの役だったんだろ?多分#5「俺と自分とダーリーン」の人じゃないかな?って思ったらやっぱり当たってました。っぽい!すごくハウちゃんっぽい役!
#3「向かいのペドロ」のペドロがペドロ・パスカルだったことも最高でしかないです。
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