SPECが好きだっただけに、ストーリーのテンポが遅く感じる。視聴者を置いていくくらいの速度で進んで、情報量に慌てて考察するくらいでちょうど良かった。カットが細かく分かれたり、瞬間的なことをゆっくりと描写するからこそ、他の部分のテンポの良さが必要だと思う。SPECにおける意味わからないながらも、ポンポン会話が進むようなことよ。マヨメロメロメロ〜!って。ストーリー自体はパンドラの箱とか例えてて、また神話や宗教的なモチーフを使ってるんだなって。所々にシリーズオマージュがあってニヤける。"セブミ書房"とか、カブトムシの名前、スペックホルダーのアルバムね。