主人公のグルは、遺品整理士として亡くなった人と対話をするように丁寧に仕事をこなしていく。生前は明らかにならなかった事実や故人の想いを紐解いたり、時には故人がやり残した事をやり遂げたり。
死は悲しい事だけど、グル達のおかげで故人の思いがやっと報われて〈最後のお引越し〉ができるところに救いがある。
どのエピソードも良かったけど、第5話で泣いた。。。
遺品て不思議。そこに存在していたたくさんのモノが、所有者を失った途端に色褪せてしまうような、過去のモノになってしまう感じがする。ただ故人の匂いだけを残して。
たくさんの物を持っていても、本当に大事なものはあの箱の中に収まってしまうくらいなのかな。
自分の遺品には何が入るかな、なんて考えたり。