けーすけ

八月は夜のバッティングセンターで。のけーすけのレビュー・感想・評価

3.2
舞(関水渚)がバイトをしているバッティングセンター。そこには様々な思いを抱えた人たちが夜な夜な集う。そんなバッターボックスに立つ人を見つめる謎の男・伊藤智弘(仲村トオル)はスイングの姿でその者の悩みを見通す力があり・・・




バッティングセンター(&野球場)という、なかなか特殊なシチュエーションもの。

どこか胡散臭い伊藤(仲村トオル)が「仕事がうまくいかない」等といった、女性が抱える悩みを見通し、野球論を交えて人生・社会論を説いていくという、ファンタジースポ根(?)もの。


悩める女子達を伊藤が導くのは実際の野球試合。そして、そこにはストーリーに沿ったレジェンドな実野球選手が登場するという、毎話のサプライズ感も楽しみ。
1話では岡島秀樹、2話は山﨑武司、3話ではなんと川﨑宗則が出演。すげえ!


とりあえず、伊藤役の仲村トオルの眉間のシワが好きだ…!
あと、クリープハイプがOP・EDのテーマ曲を書下ろしで担当していて、その楽曲がいずれもめちゃハマっているので彼らに依頼した人には敬意っ!


題材的とストーリーは少しだけマニアックだけど、野球好きじゃなくても楽しめるし、仕事の悩みも共感できつつ、スカっとかっ飛ばしてくれるドラマとして楽しめると思います。
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