Junpei

相棒 season18のJunpeiのレビュー・感想・評価

相棒 season18(2019年製作のドラマ)
5.0
第1話。ロケを敢行しただけあっての迫力の映像。『ワンスアポンアタイムインハリウッド』を観たせいかチャールズマンソンが脳裏に浮かんでしまった。トリップした右京さんはトリップするふりをしてたのかと思ったら本当にトリップしてたのか。
第2話。相棒らしい考えさせられる内容。片山雛子の発言には反論もあるが、一概に否定は出来ない。思えば玉手箱やウランなど伏線は第1話に現れている辺り、流石の脚本と言える。
第3話 初回スペシャルも終わり、普通の相棒が始まった感じ。感動的なストーリーだったが、事件が発覚してすぐに少女の部屋に駆けつけなかった杉下さんはどうなのかと。あと昨今だと成人男性と女の子が二人で歩いてると確実に職質か通報してされる気がする。
第4話 技能実習生、過重労働と現代のタイムリーな話題を積極的に取り組む相棒の姿勢がよく伺える作品。もう少しミステリー要素を濃くしても良かったかもしれないが、今作がこの現状を伝えるのが目的ならばこれで良いのかもしれない。
第5話。冠城君元カノ回。冠城君の雰囲気にどこか『タクシードライバー』のようなものを感じた。最後の犯人の笑みが少しホラーだった。
第6話。 右京さんの一時的な失明。目が見えなくなり、最後、暗くなった時に力を発揮したのは、『暗くなるまで待って』や『ドントブリーズ』のようなものを感じた。登場した人物が全員事件関係者なのは相棒らしいと思った。右京さんが「整髪料の匂い」と言った時、中園参事官が頭を抑えたのは笑った。お前じゃないだろって笑。
第7話。 代理婚活という今らしい話題を取り上げた。右京さんが青木君の親のフリというのは何とも面白い。しかし、犯人の「若者が詐欺のカモになる人の情報が売れる」ってのと「代理婚活のニュース」を結びつけたのは頭が良いなと思った。
第8話。前後編の前編。研究室に起きた様々な一件が次々と繋がる様子が面白い。まだまだ謎がありそうで、後編に期待。青木くん、ク◯する時はジャケット脱げよ。
第9話。今期の相棒でもベストの回。第1話第2話に登場した東亜ダイナミクスの社長の登場は驚いた。冠城君の「戦争は人を数字にする」という言葉が重くのしかかる。
第10話。杉下さんがパパというコミカルなスタート。少年に新しいカードをプレゼントして、パパになれないと断りながらも「ママを支えなさい」と語る杉下さんは聖人に見えた。倉庫で殺し、隠蔽にガーデニンググッズを使ったのかと思ったけど、ブルーシート敷いたぐらいじゃ血を防ぎきれないだろ。
第11話。まず警察官が射殺する冒頭にデジャヴを感じた(袴田吉彦がゲストの回だったか)。「ゴルフは唯一の審判のいないスポーツ」というセリフは確かにと思った。二転三転するストーリー。閉じ込められた全員が関係者というのはオリエント急行を彷彿とさせる。「上級国民」や「印象操作」とここ最近の世相を反映させており、相棒らしい作品。
第12話。 青木君の誘拐というストーリーからコメディな展開だと思ったら意外にもシリアスな展開。犯人の動機は最もかもしれないが、やはり許されない。また犯人の刑事と杉下さん達の違いがこの一線を超えたか超えてないかなんだなぁと実感。
第13話。 田舎の排他性という社会的な問題。常に社会問題を描いてきた相棒だからこそのテーマ選び。描き方に『ジョーカー』、『パラサイト』のような描き方も見れて影響受けているのかなと思えた。
第14話。 因縁の対決。紅茶を飲むのかと思ってたら、自分だけ飲まずに生き延びた南井のあざとさを感じる。スカーフやネクタイの推理は少し強引だったのでは。
第15話。 南井が犯人の幻影を追っての犯行というのは少し物悲しさを感じた。最後はまだ何かしこりを残した終わり方。てか冠城君簡単に出てくなよ。