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相棒 season 18のIdeonのレビュー・感想・評価

相棒 season 18(2019年製作のドラマ)
3.0
警備会社主催のゴルフコンペのパーティに参加した右京と冠城、警備会社の社長は警視庁からの天下りで警察関係者が多数参加していたが、お開きになり、地下駐車場で右京らが車に乗り込もうとした時、出口付近で爆発が起こり、駐車場に閉じ込められてしまう。出口を探している右京らの背後で銃声、銃を持った男は反社会組織の元構成員で、服役中の組長の釈放を要求する。要求に応じなければ、人質を一人ずつ殺すと言う。後ろ手に縛られた右京は何とか危機を脱しようとするが…というお話。
最初は人質になった右京をどうやって助けるかという話だと思われたが、実は人質全てが事件に加担して、罪を逃れた悪党に復讐しようとするというオリエント急行めいたストーリーだった。卑劣な上級国民に長谷川初範、元ウルトラマン役者だが、最近は善人に見えて実は悪党という役が板についてきた。その秘書に瀧本美織、単なる秘書役ではないはずのキャスティングだが、案の定、事件の首謀者なのであった。キャスティングで筋が読めてしまうのが、この手のドラマの欠点である。最近は暴漢を右京さんがあっという間に押さえつけてしまうなど、スーパーマン的活躍をすることが多いが、実際は定年を優に超えている水谷豊があんな立ち回りをするのは不自然である。そろそろこのシリーズも見切りをつける時期を迎えているようだ。
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