松本プロデューサーが担当した最後のシーズン。
全体的には楽しめるものの「デイドリーム」「顔」「ヒーロー」などは個人的にかなり微妙に感じるエピソード。
このシーズンは前半の「ビリーバー」〜「ボマー」まではいつもの相棒らしいスムーズな流れだったけど、
後半からは相棒に長く関わってきたベテランではなく
新人の方や相棒では1、2回しか書いたことのない脚本家を起用しており、何かが劇的に変わった印象。
戸田山さんや古沢さんも去り、
プロデューサーもseason13から桑田さんに交代したのも大きな変化だが、
特に櫻井さんがこれ以降、相棒での脚本を担当しなくなって少し物足りなくなった印象があるのも確かではある。
season13からseason19まで櫻井さんに近いテイストを
出そうとしているのは太田さん、徳永さん、真野さん、池上さん、金井さん、瀧本さんあたりになる気がするけど
それでも櫻井さん特有の毒々しさや容赦なさを出せている脚本家はおらず、
それだけ櫻井さんは脚本家としてかなり異質な方だということなのかもしれない。