馮美梅

いだてん~東京オリムピック噺~の馮美梅のレビュー・感想・評価

5.0
毎週、楽しみ。
日本で初めてオリンピックに出場した金栗四三さん、そして東京オリンピック開催に尽力した田畑政治さんを中心に、明治・大正・昭和の時代を駆け抜ける。

今はストックホルム編が終わり1週休みで、寂しい。
オープニングも飛ばさず毎回しっかりチェック。その時々で微妙に違うので違いを見つけるのも楽しみ。

物語が色々とんでしんどいと思う人もいるかもしれないけれど、伏線と回収がお見事だし、登場する人たちそれぞれも本当に魅力的です。事実とフィクションをうまく融合させ毎回、何でもないようなシーンにジーンとしてきたりする。

ストックホルムから帰国してこれから四三さんにとってまだまだいろんなことが起きるんだろうけど、実際の四三さんの写真を見るといつの時も、四三さんがいる場所は笑顔あふれる人たちでいっぱいで、それは勘九郎さんが見事に演じていて、こういう人物を私も含めて知らない人がいっぱいいると思うので、この作品で改めて知ることが沢山あり、これからも目が離せないです。

巷で色々視聴率のことなど言われていますが、そんなこと気にせず初志貫徹で駆け抜けて欲しいです。

最終回を観てひとこと。「いだてん、絶品でした」素晴らしい作品を作ってくださって感謝。
馮美梅

馮美梅