サカイピロシネツキ

いだてん~東京オリムピック噺~のサカイピロシネツキのレビュー・感想・評価

5.0
1912年ストックホルム大会前夜から
1964年東京大会まで
関東大震災や2つの世界大戦をはさんでの
約半世紀にわたる狂騒の大活劇。

それぞれの時代で
希望を持ってひたむきに走った若者たちと
それを見守り全力でエールを送った
かつて若者だった者たち。

走り抜けた者、
戦争や政治など時代に翻弄されて
道半ばの者、後身に道を譲った者、
勝者の影にいる数多の敗者、
たくさんの大河の一滴たちが
新しい道を切り開き、
バトンをつないで辿り着いた
夢のオリンピック。

万歳ニッポンと心から喝采できる
見事な大河ドラマでした。