大人の青春と第2の夢…すごく素敵だった。特に6話と8話が宝物。またあの3人に会いたくて仕方ない。これから先の人生でお共になってくれそうなくらい作品内で描かれていた時間と、青春と、関係性と、価値観が好きだった。
『サマーフィルムにのって』もそうだったけど、松本壮史監督はテンプレ的なガチオタではなくて、普段は普通に暮らしてるけどなんか上手くいかない、けどちょっとしたコンテンツや好きな物に生かされてる/ 生かされてきた っていう「文化系」の描写がすごく上手いと思った。こういう人物描写をしている作り手がいる嬉しさと安心感。(オタク)的な描写に初めて居場所を感じた。
学生のお話もいいんだけど、大人の作り手が自分たちの立場だって楽しいよ?って示している作品って意外と少ないし、もっと増えていいんじゃないかな。大学生の今見て刺さったのもあるけど、これは高校生の時に見たかった…!
あと、ラジオのレジェンドゲストが毎週豪華すぎてたまらなかった。すごすぎない…?
味変回の9話のEDは美園が西園寺お嬢様にとってレジェンドパーソナリティになってる、っていうのを示していて感動した。音声メディアって人と人をより身近に繋ぐんよね…よく分かる。