てっちゃん

特攻兵の幸福食堂のてっちゃんのレビュー・感想・評価

特攻兵の幸福食堂(2021年製作のドラマ)
4.0
若手の濱田岳とベテラン草笛光子を中心に語られる「特攻兵」の素顔。今の時代を生きる者にとっては、決して「完璧には理解」できない、置かれた状況、感情などを丁寧に描いています。

番組内にも登場する、知覧特攻平和会館にも数年前に行きましたが、特攻兵の母への手紙などを読んで、物凄い衝撃を受けました。ドラマを観て、その時の記憶が蘇りました。
ぜひ、皆に観てもらいたいドラマでした。

「思い残すことがあったら彼らは死ななかったかも知れない。私たちが彼らの背中を押したのよ」
「軍の上層部は特攻兵を軍神として讃えた。その一方で生き残った者を卑怯者、人間のクズと罵った」
「俺たち特攻兵は、皆、死ぬ運命だったんだ。最後に好きなものを食べられて、幸せだったと思うよ」
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