Fumi

宮本から君へのFumiのネタバレレビュー・内容・結末

宮本から君へ(2018年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

ほんとに良いドラマ。

女の人に優しくない社会は、男の人にも優しくないよなあ。

涙が出るくらい人間くさくて、出会えて良かった。

松山ケンイチと池松壮亮とかもう2大スターすぎて




世の中にはほんとにどうしようもない、人の弱さから出てくる影みたいなのがあって、社会に出て自分をぶつけてみると自分の形が良く分かって、ほんとうに身に染みて分かるのは自分がこの世界の主人公じゃないことだけど、だから自分の人生の主人公は自分だけなことが分かって、それが分かるとほんとうに自由なことが分かる。

自由は孤独だけれど、やっぱり清々しいもので、それを守って生きてくためには、そういう影からどういうふうに気持ちを切り替えるか、あるいはきちんと愛してあげるかなんだと思う。

松山ケンイチ演じる人物はいってみればバランスをなかなか上手にとってる人で、やっぱりひとつの目指したくなるような、立派な人物像なんだと思う。

男女は機会の平等にはもちろん恵まれるべきだれど、性差からくる考え方の違いやそういうところにももちろん豊かさがあるのだと思う。

男尊女卑の考え方はそれがまかり通ってきただけの理由、根強いものがあって、ただきっと少しずつ世の中で言われてきてるのは、ある人のある意味男っぽい部分、女っぽい部分をその人間のそのままとして認めて良いじゃないかということなんだと思う。それはたぶんこの世の全てにきっと当てはまる。

力でねじ伏せるやり方がいつも合ってる訳でも、間違ってる訳でもない。

ただ考えるのをやめてしまったり、人に対する思いやりを無くしてしまったら、それはやっぱり人間としては生きていけないと思う。

気持ちの良い大人にはそれだけ呑み込んできた涙の影がある。
そんな風になりたいなと思う。

不器用で、弱さに言い訳をしない宮本の思い詰め方は一歩間違えたらほんとに危険でただぎりぎりのところでバランスを取っている危うさは、人間がほんとに興味の尽きない不可思議でおもしろい存在だと思わせてくれる。

賢くも泥臭くバランスをとって行きたいと思う。