ソウタ

宮本から君へのソウタのネタバレレビュー・内容・結末

宮本から君へ(2018年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

働くって大変だ、を心から痛感させられる。日頃何気なく手や目にするものも、ここに届くまでにたくさんの人の苦労と情熱が詰まっとることをしっかりと理解せないかん。そしてきっと目の前で繰り広げられたこの映像作品自体も画面上程、或いはそれ以上の熱量とエネルギーを持った方々によって作り上げられたんやろうなと思う。
宮本がとにかく不器用やし賢いこと何一つできんけど、誰よりも熱い気持ちで目の前のことに取り組んで自分の感情に素直で、総じて誰よりも人間らしくて泥臭くて、本当にかっこいい。うろ覚えやけど、、先人の経験を理由に諦めをつけるのは逃げ、一般論に従う程度じゃ一般論以上のことを唱えられる人間になれん、この辺はかなり痺れたな。他にも宮本だけじゃなくて名言いっぱいあった。ほっしゃんの清い正論通る世の中にしようと努力せんかった人間が世の中変わらんとか言うたらあかん、もかっこよかったなー。あとラストの池松の演技も。鬼気迫るもんがあった。とにかくこの宮本浩という人間は池松壮亮じゃないと成立しない。小狡く忖度したりいろんなことに少しずつ諦めつけて生きる方が賢いだとか大人だとか言われるんかもしれんけど、どうしても宮本の生き様が圧倒的に正解に思えてならん。ただこんな人間おらんしなろうなんて無理って普通は思う。でもそうやって割り切ってしまうのは一般論に逃げとるってこと。そんな人間になれてもなれんでも、納得いくまでやりきりたいやん。
その他キャストも本当に素晴らしい。小田課長と神保さんは上司として理想のような人やし、田島も一見おちゃらけとるけどその場その場の本質をちゃんと見抜いとるし、益戸はすかしとってまじで腹立つ。ってことは演技が凄いってこと。まじで腹立ったわーあいつ。主題歌のeasy goも革命もドラマとぴったり。ぴったりすぎてもはやぴちぴち。松本人志のTシャツぐらい。
ただ一つ、他の演者の演技が素晴らしすぎるだけに華村あすかの演技が際立って気になった。しかもヒロインやのに、顔はめちゃくちゃ可愛いのに。こっちが悔しい。

今までそうすれば自分にとって都合が良かったけん目を逸らし続けてきたような自分の甘えとか逃げみたいな部分と、時間とエネルギー使ってきっちり目を合わせて向き合わないかん時期かもな〜

今のたかがバイトも舐めとったら将来痛い目あうんやろうな、と改めて思ったので、とりあえず学生は社会人になる前に一回は観ような。目の死んだ年齢だけが大人のあなたも10回は観ような。