まあちん

宮本から君へのまあちんのレビュー・感想・評価

宮本から君へ(2018年製作のドラマ)
4.5
もう25年ぐらい前か、原作を漫画喫茶で初めて読んだ時の衝撃。
古本屋を巡って探し全巻購入。
新井英樹先生の漫画は上っ面の綺麗事ではなく刺さるんだよね。
人間の嫌な部分もストレートに描写するし。
よって好きになる読者はそこまで多くないんじゃないかな。

地上波を全て録画してあったけど。
好きだからこそ怖くて見れなかった。
映画の高評価が聞こえてきても、まだ見れずで。
けど、Netflixで近々映画版が見れるようになるみたい…と。
なら、と見てみれば。

まさに宮本がそこに!!
数日で見終わる。

監督、脚本の真利子哲也 氏の原作愛がひしひしと感じられ。

池松壮亮さん、柄本時生さん、 星田英利さん、 高橋和也さん、 蒼井優さん、 松山ケンイチさん、他役者陣の安定感と安心感。

宮本になっている池松壮亮さんに脱帽。

様々な事が上手くいかず、こじらして、人を巻き込みながら
もがく宮本に心が震え、涙してしまう。
(寅さんと同じで知り合いにこんなヤツがいたら、超迷惑だと思うけど)

エレカシの主題歌、
エンディングの曲も良し。
また新井先生の題字もいいんだ、これが。

宮本の父親を演じる新井先生もなかなかの演技で。

次は映画だな。
まあちん

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