もう、何回目の視聴かわかりません。
自分にとってバイブル的な存在なのです。
リアタイしてました。
録画して個人的にディスク保存しました。
再放送も観ました。
映画はスクリーンで観ました。
そしてTVerなんて便利な配信サービスに降りてきたのでまた観ました。
録画保存して何回も観てるのに。
恋愛パートでは純粋すぎる宮本に、バカだなぁと思いながら羨ましくも思ったり。
ある意味強いし、カッコ良いし。
甲田美沙子の友人、裕奈を演じた三浦透子がとても印象的で何回見てもじっくり観てしまいます。宮本以上にせつない気持ちにさせられ、彼女には甲田美沙子よりも数段幸せになって欲しいなと思ったりします。
営業マンとしての宮本パートが響きます。
同じ営業マンの経験がある人間としては、エンタメとしては観ることはできず、あの悔しさや情けなさ、敗北感は観ていて辛い部分の方が多いです。
だからこそ、少しでも応えてくれる人達の言葉の数々や行動に涙が止まらなくなるのです。
同僚の田島に先輩の神保や小田課長、奔走する宮本の力になる取引先の面々、最後の酔った勢いでの喧嘩相手に至るまで、彼らのセリフがいちいち響くのです。
『お前のそーゆー情けない態度が、お前を認めた人間をどれだけバカにしてるのか分かってるのか。のぼせあがんな、馬鹿野郎』こういう言葉をかけてくれる先輩や上司がいる有り難さを思い出しました。
1人の男の成長を観るのはしんどいけれども、良いものですね。
今作は数ある池松壮亮の作品の中でも、一二を争う出来だと思います。原作者新井英樹との相性が最高に良いんですね。
このドラマで浅香航大のヒールとしての魅力を発見して好きなのに憎たらしくて悶絶しましたよw
あと、マツケンも素晴らしい先輩をさりげなくかつ熱く演じてカッコよかった!
意外だったのはほっしゃんこと星田英利。
小田課長最高の上司だったー!
酒井敏也は最低だったー!(笑)
蒼井優の勇姿(バチコーンっ!)もしっかり目に焼き付けるのをお忘れなく!
新井英樹と峯田和伸のカメオ出演も見逃してはいけないですね!