なっこ

そろばん侍 風の市兵衛のなっこのレビュー・感想・評価

そろばん侍 風の市兵衛(2018年製作のドラマ)
2.9
あらすじ(※番組HPのみどころより抜粋)
[https://www.nhk.or.jp/jidaigeki/soroban/index.html]
経済ドラマ+悪を裁く痛快な殺陣!
清貧を旨とする無欲の侍が、得意のそろばんで武家、大店など様々な家を渡り、風のようにしなやかな剣で悪を退治していく新感覚時代劇!!
時は文政。江戸では町民文化が花開き豊かさを謳歌する一方、武士の台所事情の逼迫は隠しようもなくなっていました。そんな時代に人々が頼ったのが、期間契約で家計を預かる「渡り用人」――主人公・唐木市兵衛。筆頭目付の家に生まれながら家を出て上方に上り、あらゆる商売を経験してそろばんの技を身につけた市兵衛ですが、実は剣の達人でもあります。愛する者を守る時だけに抜くその剣は、人呼んで「風の剣」。実直に生きながら悪に苦しめられる人々のもとに、市兵衛が爽やかな風を吹き起こして行きます。

感想
やはり時代劇は一定数作り続けて欲しい。細かく見ていけば、アラもあるのかもしれないけれど、画で見なければ、想像すらしない、江戸時代は“今”からは遠い世界となってしまっているから。
お兄さん役の筒井道隆さん。相変わらず素敵なお声です。お互い別の道を歩みながらほど良い距離感を保つ兄と弟。
向井理さんの涼やかなお侍さん、というのは、彼が現代的なイケメン過ぎて無理目な気がするけれど、美しい殺陣のシーンはハラハラさせられとても見応えがありました。井戸に落としちゃったところとか、もうびっくりです。
加治将樹さんは初めて見た俳優さんでしたが、時代劇の風景に馴染んでいてとても感じが良かったです。これからも活躍が気になります。
上中下の3話で、全9話。この感じでシリーズ継続してもらいたいものです。
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