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ダーダオチェンの夢のruiのレビュー・感想・評価

ダーダオチェンの夢(2016年製作のドラマ)
4.0
1920年代、日本植民地時代の台北大稻埕(迪化街のあたり)の茶行を舞台に、当時の経済、芸術、文化の発展を描くドラマ。

台湾有名な画家・郭雪湖や、台湾文化協会と台湾民衆党を創設した社会運動家・蔣渭水が登場し、1920年代日本植民地時代の台湾における近代美術の発展や、民主化を求めての歴史、そして第二次世界大戦から戦後、白色テロの台湾歴史もに 描かれて、とても勉強になる一作。1/13で配信が終わったのが残念。。

中でも特に柯佳嬿(アリス・クー)の演技が素晴らしい。1920年代に地方から台北大稻埕に上京し、夢を追いかけて演劇を極め、大女優になり新文化運動にも寄与する女性を演じ、純朴な小娘から華やかな女優まで演じ分けていて素敵。
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