Hisayo

エリーゼ・マツナガ:殺人犯が抱える心の闇のHisayoのレビュー・感想・評価

3.8
ブラジルトップシェアの穀物食品メーカー、yokiの代表が殺害されバラバラに遺棄されたという凄惨な事件のドキュメンタリー

妻であるエリーゼ・マツナガが犯人という事で、初っ端から犯人は分かっているのですが、その殺害の理由というか、真相を様々な人のインタビューで明らかにしていこうというドキュメンタリーです。

事件の進行に合わせて、妻の素性や夫の真実が明らかになっていく編集で、その事件をリアルタイムで追っているような臨場感がありました。






****ネタバレ****








・殺害されたのは、マルコス・マツナガ
日系ブラジル人で、見た目もアジア人です。
祖父が立ち上げた食品メーカーは大企業になり、国内でもトップシェアを誇り、日本でもAmazonや楽天でyokiと検索すれば商品が買えますね。
レンジで作るポップコーンなんかは有名なんじゃ無いでしょうか。
そんな大企業の社長さんが妻に殺されたとか、やっぱすごいニュースですよね。
大塚家具のお家騒動どころではないビッグニュースですよね

・しかもその妻が実は元娼婦で、社長は元客で、って、お、プリティーウーマンやんて一瞬思いましたが結末が違う過ぎでした

・しかもエリーゼの略奪結婚で、マルコスは妻子がいるのに不倫を3年続けてからの結婚

・そしてエリーゼと結婚後に子供も産まれたのに、マルコスはまた娼婦の愛人作って、エリーゼ捨てて再婚計画立ててたとか、どんだけクズやねんというレベルを超えて、3代目アホぼんのサイコパスさえ感じましたです

・死体の解体の解説のシーンに、エリーゼが狩猟で仕留めた鹿を剥製にしたり、その肉を美味しく食べたみたいなインタビュー挟むの、悪意感じる

・最近観たドキュメンタリー、義父に犯される娘多すぎ
世の中どんななってるねん
※私には娘はいませんが、美少年の息子がいますので、もし離婚したとしても絶対に再婚しないと心に誓いましたわい
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