ルビー婆さん

ザ・チェア ~私は学科長~のルビー婆さんのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・チェア ~私は学科長~(2021年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

英文学科が舞台。ちょっと観てみようかなという感じで見始めた。

私も同じ学科卒業。目的が曖昧で入ったために、なんだか間違ったなって思いながら卒業した。
それでも好きな授業はあったし、思い出もある。
やっぱり先生の進め方、本の選び方でかなり授業の好き嫌いがはっきりしていた。

このドラマで授業を受けてる生徒もどんな気持ちで受けてるのかな?

英文学科って仕事に役立つわけではないんだよね。
教授として研究したり、教える側にならないと。


あまり、大学内の問題についてのドラマは見たことがなかったので、なかなか面白かった。
人種差別問題、SNS問題なども含まれていた。
Netflixはかなりこのへんのテーマを最近入れたものが多い。


シングルマザー、養子の女の子ジュジュの母親であるジユン。
初めてアジア系の学科長となる。

生徒数の少ない、古い授業をずっと行っているお年寄りの教授3人の解雇を実行してくれと学科部長に言われたり、むかしから仲の良い友人で人気者教授のビルは奥さんが亡くなった後グダグダになり、問題を起こして、振り回されてしまう。

ヤスミンも人気講師だけど、黒人という理由だけで苦労してきた部分がある。
授業は楽しそうだったけど、上部な感じはあるかもしれない。

大学の運営もただ教えていたらいいわけではない。

ジユンが学科長をおりたけど、そういうごちゃごちゃした仕事を抱え込むより、教授として情熱を注げた方がやりがいはありそう。

ジョーンの個性は面白かった。
ここまで面白いのに授業はイマイチだったなんて矛盾してると思うけどな笑