あける

海賊になった貴族 シーズン1のあけるのレビュー・感想・評価

海賊になった貴族 シーズン1(2022年製作のドラマ)
5.0
こんなん5.0つけるわー!

は!や!く!
つ!づ!き!が!み!た!い!

9話と10話泣きながら観ちゃった😭
(4話もなんか泣けてきたんだけど)


夢追いの貴族と悪名高い海賊のロマンスコメディに心揺らいだ〜🥺💕

各々の葛藤とか社会的な地位とかの背景に描かれる心情に回を重ねるごと引き込まれた〜

海賊(クルー)のみんなも好きだし、
なんだかんだ黒ひげ信奉者なイジーもクレイジーで良い。
未亡人になったと思って人生切り開いてしまうメアリーも良いし、
眼帯の未亡人もめっちゃ良かった…


ワイティティ出るまで焦らされたけど期待通りのワイティティで良かったなぁ(しみじみ)



見返したら1話の最後も泣けてきちゃった。
形式で結婚したけど家庭に心あらずで憧れのままに海賊になって、上手くいかなかった結婚生活を思い返したり上手くいってた夢を見つつも、「…今はここが家族」ってな感じのこと言うの決意ってほど強くないし曖昧なのに安らぎ感があってじわーっとなった。


+++

ぼーっとすると考えてしまう。

正直、
相手からの好意(思いやりとか)を素直に受け取って同じように自分の出来る範囲の好意で返すという一連の流れをする中年の男性をあまり知らない。
特別男性が多い環境で働いた事もないから偏見かもだけど、育った社会的な背景の影響なのか「男らしく」が悪く作用してるような気はする。
自分と同い年の男性の知人だって素直に想いを届けることをしてないように見えて、ひたすら臆病な感じ。
このドラマはそれを互いの反響で越えてしまう男性が描かれているのも良い。
もっと素直で良いじゃないとか、感情も十分に味わって良いよダサくないよという優しさがある。

理想の姿を壊したのでは?と身を引き自身の社会的には理想であるとされる立場に無理やり戻ろうとするスティードの9話〜10話でのメアリーとのやり取りに強くそれを感じる。
話だけ聞いてるとスティードのやってることなんかイヤなやつー!ってなりそうなのにうまい具合にメアリーと2人で折り合いついててスティードの気持ちの動きとかが伝わってくるから アリ になってしまう。
あける

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