エイリアンの地球侵略というスケールの大きい話を、ほとんどエイリアンを直接的には描かず、巻き込まれていく家族や軍人、子供たちのパーソナルな視点で描く。
当然映画ほど費用がかけられないので「サイン」のような局地的な描き方になるのは仕方なくドラマ優先となるが、侵略と直接関係のないありきたりのドラマが多く退屈。
特に日本が大きくフィーチャーされているのは嬉しいが、エピソードの中身が乏しい上に、長々と続くラブシーンや追悼シーンが退屈極まりない。
この間伸びした脚本のせいで緊迫感もなく、強引に10話分に水増ししてるとしか思えない出来映え。
モブシーンもVFXもしっかり出来ているし、マックス・リヒターの音楽も良かっただけに残念。
思わせ振りなシーンも多いし伏線もほとんど回収されてないので、2ndシーズンに続くな。