ペルシャ猫

アンブレラ・アカデミー シーズン2のペルシャ猫のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まったくこの家族は内輪揉めを解消するために何度世界を滅ぼせば気が済むのかね笑

一人一人の持つ力が強力である故にその人たち同士で起こす問題がどんどん大規模になっていく笑 観ていてまさに”混ぜるな危険”って感じだった。

No.5とベンの活躍が増えて嬉しい。
そして回を増すごとに甚だしくなるルーサーの単純バカ要素笑
彼が自分をNo.1と言い張り、リーダーとしての権利を主張する根拠がどんどん薄くなっていった笑 あんなに単純で可愛らしいキャラだとは思わなかった。

このドラマって個人的に伏線の張り方が甘く感じられて、短いタイムスパンで張った少ない伏線をその都度拾ってはばら撒く、みたいな、ちょっと行き当たりばったりでかろうじて前に進んでる感覚があるのだけど、このシーズンでは結構綺麗にお話が終わっちゃったから次にどう繋げるんだろう。

お父さんが世界の危機を防ぐためにわざわざ苦手な子供達を集めて生涯捧げてトレーニングまでしたのに結局家族とのすれ違い、そして彼の子育て方法が原因で自分の娘が元凶になるってなんか少しオチが馬鹿馬鹿しく感じた。
まぁ、ヴァーニャが別の家庭で育ってもアポカリプスの引き金にはならないとは言えないし、そして兄弟がいるからこそ何度もやり直したり後始末ができてるんだけど、でも結局いくつかの世界線の人類を滅ぼしちゃってるから本末転倒かなって思った。超能力を持たない限り、一般人の人生なんて一回きりだしね。

そしてお父さんが人外or宇宙人説はもう流石にぶっ飛びすぎてて思わず”え???”ってなってしまった。もう世界は何度か滅んだから、今度は宇宙へと話は展開するのかな笑

No.5のおかげで時間ループという技ができるのでなんとでもお話は引き延ばしようがあるけど、観てる限りバタフライエフェクトと同じように一度過去を弄ってしまっては全てが綺麗に収まった幸せな未来は無さそうだし、次はスパロウアカデミーとの対峙だなんて、敵が段々と小規模になっていく感じがして少し続きを観るのが怖い。勿論楽しみではあるけど。

でもNo.5を除くそれぞれの兄弟たちが短い間ではあったけど、1人で元気にそれぞれの人生を幸せに/必死に生きている様子が観れて良かった。そして、個人的にはようやくお話がスタートしたって感覚である。やっとそれぞれが足並みを揃えて一つのファミリーとして団結してる感じ。これまでのような個人のゴタゴタも好きだけど、もっとたくさんチームとして活躍していく様も観れたら嬉しいなぁ。


追記: あら、ヴァーニャの役者さんってトランスジェンダーだったんだ。全然気づかなかった。だからといって何も印象とか変わらないけどちょっと驚いた。