B級怪獣エイガ

アンブレラ・アカデミー シーズン1のB級怪獣エイガのレビュー・感想・評価

4.5
1話のダンスシーンで間違いないやつだということを確信した。『別々の部屋にいるがそれでも同じ曲で踊る』という確かな絆と今後''同じ部屋''に【集まる】であろう予感をさせるのが1話目の見せ場として完璧。完全にここから掴まれた。

でもその後数話は思ったよりまあまあと言った感じで『あれ、大丈夫かな?』と軽く心配したが、4話あたりから期待通り一気に面白くなってほっと胸を撫で下ろす。

タイトルの出し方、3話辺りからかなり無理矢理で笑った。6話なんてほぼやけクソで笑った。
でもそのヤケクソなタイトルシーンに反し、6話は『dancing in the moonlight』のシーンがあまりに美しくてとてもキた。1話目のダンスシーンに匹敵する素晴らしいダンスシーンだった。神。

キャラクターもみんな魅力あって、兄弟達はもちろんのこと、敵ふたりも良かった。男の方の恋模様滅茶苦茶応援できる。

あとラスト、B級映画みたいな絵面が飛び出してくるところに感動した。

不満点をあげるなら、7号の恋人の退場の仕方。すこし掘り下げた割にあっさりしてて残念。もっといいキャラクターに出来たはず。伸びしろあったのにもったいない。

5号は人気あるということだが…そりゃ人気出るわな立ち振る舞いで俺も例に漏れずしっかりと惚れた。かっこいい。