ジョージア州の田舎町ベルアイル。NYからやってきた女性アンディは、ここで暮らす母ローラと同居して、警察署の電話交換手の職に就く。ローラはまだ50代で退役軍人病院の言語聴覚士として働いていた。ある日、アンディとローラがレストランでランチをとっていると、突然店内で銃乱射事件が発生。犯人は何人かを撃ったあと、制服を着ていたアンディを警官と誤認して銃を向けてきた。それを見たローラは、とっさに娘を庇い、犯人に立ち向かってしまう…
「彼女のかけら」
娘を助け、犯人を〈瞬殺〉してしまった中年女性ローラ・オリバー。事件後、何故か彼女の周りで不可解な事件が巻き起こる。そしてその母に命じられるままメイン州に向かったアンディは、母のとんでもない秘密を知ってしまい……というカリン・スローター原作のサスペンススリラー。Netflixのリミテッドシリーズです。
導入は、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」っぽいですけど、中身は全然違います。30年前に起きた暗殺事件と現在を続く糸とは？ 謎の女ポーラ・クーンツの正体とは？ 謎だらけで中盤まで飽きない展開。しかし謎が解ける5話あたりから失速するのが残念…単なる答え合わせと、ヒューマンドラマ化しちゃうのがなんだかなぁと。
顔が怖いトニ・コレットがローラ役。オーストラリアの美人女優ベラ・ヒースコートがアンディ役です。
