このレビューはネタバレを含みます
全部観た。
なんかはてブのコメントでアニメ何周もして愛着があるから観てないアピールとか観たけど、
じゃあいちいち実写版の話題のところにコメントするなよっていう…
原作にないシーンもあってもおかしくないレベルなので完全にアニメをまんま実写化しました、より楽しく観られた。
ちょっと原作より話数短いのに原作より
友情パワー出ちゃってるのは不自然かな。
石塚運昇の件は言っても仕方ないが。
フェイとジュリア、引っ張られてビシャス、キャラクターが一番時代に合わせてなのか、海外を意識したのか、変わったなという印象。(ここが一番反感を呼びそう)
『ジュリアはあんなこと言わない』
ってほど俺たちはジュリアを知っていただろうか。
『ビシャスはあんなこと言わない』はまあわかる気がする。
ただ、若い時はアレくらいイカレポンチだった可能性はあるよな。
最後『ブラックリスト』みたいな展開になってましたね。
でも逆に、ビシャスとジュリアの関係って元カレ元カノ以上のものが見えなかったアニメより、
生々しいながらも三角関係が描かれてたのは面白かった。
あのラストも原作のそういうところを気に入ってた層からは受け入れがたいとは思う。
原作セリフもテンポ増してるから
『そんな血は流し尽くしたさ！』とかメッチャ早口。
『天国から追い出された天使は悪魔になるしかないんだよスパァーイク！』は笑った。原作のテンション1.5倍。
でも、俺から見ると
『COWBOY BEBOPの続編が作れない一番の、20年に渡ってスパイク・スピーゲルを魂の牢獄に繋いでいた鎖をあっさり横から来た外国人が切っていった』痛快さがある。
『醒めない夢の中さ』と嘯いてた男をデリカシーのないビンタで醒めさせたような。
音楽はズルいよね、rainなんて泣くよね。
ASK DNAは映画版のオープニングオシャレだったから屋外で流してほしかったな。
What planet is this？を流したサービスといい、冒頭は劇場版を完全に意識してたよね。
BIG SHOTは長沢美樹の『バッキュン』聴きたいです。
だから、嫌いな人は観なきゃ良いと思いつつ、
なんとか二期を作って欲しいなあ、ホントに。
まだアンディも姿を見せてないし。
ワイルドホーセスなんてアメリカ人絶対好きだし。
ジュピタージャズはビシャスがあのダサさでは難しいよなあ…
ワルツ・フォー・ヴィーナスとかガニメデ慕情はちょっと日本人的過ぎるな？
アレンジっぷり見てるとオリジナルエピソードも全然行けそう。
オープニングの背景の日本語はダサいが、英語圏だと英語がダサいのだろうから日本版作るぐらいしかないね。
