Kei

ユミの細胞たちのKeiのネタバレレビュー・内容・結末

ユミの細胞たち(2021年製作のドラマ)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

人間同士の会話だけでは分からないことも、細胞たちの会話でユミやウンの発言の真意が分かるから、どちらの気持ちも分かるところがストーリーを更に面白くしていた。

ほんの些細な事で自分の中の優先順位や関係が変わることも痛いほど共感した。

中盤のセイとのやり取りはとてもストレスがたまったけれど、
ユミもウンも好きな人のためにきっぱり意思表示ができた時は本当にスッキリした。
それも細胞たちが中で頑張っていたのだなと思うと拍手を送りたい勢い。

ユミと付き合う前まではずっと自分が一番だったウン。
ユミと過ごした1年で優先順位の1位がユミになった時は驚いたし、愛の力を感じたのに…

会社経営が上手く行かない上にプライドだけで別れるとなると後味が悪いけれど、
会社は何とか立て直しが出来そうだし、いつかは結婚したいユミの事を考えて終わりを告げたウンが彼がユミを愛しているのが分かったし、差し出したカードも彼らしくて良かった。

それにしても気になるのはバビの存在。

最初に出会った時はペラペラの紙人間だったのに。
(あの演出はユミの気持ちが良く表現されていてすごく面白かった)

彼が出てくる度に気になって仕方がなかった。

ユミのSNSを探し出し
(彼は偶然と言っていたけれど)
投稿にいいねをし、文才を見抜いている彼がこれからもユミと深く関わっていくのかな。

ユミやウンはもちろん、ウギやバビ、ルビやセイにも一緒にいて自分らしくいられる人と共に歩んでいってほしいな。

みんなの大百科のつづきも気になる……

そしてユミの資料館に飾られた結婚式の写真の相手は一体誰なのかも。

シーズン2が楽しみです。
Kei

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