Newman

グッド・ドクター 名医の条件 シーズン1のNewmanのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「07 22歩」を観て 28才のジャレッド医師とお爺さん患者の会話が印象的でした。お爺さん患者の「妻は去り、孤独で死にたいんだ」と言う言葉に、生まれてからずっと幸せな生活を送って来た結果として医師になったものと思われた28才医師の告白、「私は、確かに裕福な家庭に育ったが、親に捨てられた。現在、親と和解はしているが、僕の恩人はほかにいる。シェルターで出会い仕事をくれた元海兵隊員、好きに生きろと教えてくれたアーティストの女の子•••。家族じゃなくても味方はいます」という言葉に感動しました。老患者は、その言葉は受け入れるのですが、だからといって自分の死にたいという気持ちは変わらないというのも自然のことのように感じられました。それにしても、院長はどこまで、部下の医師を見ているのか、見守っているのかにも感嘆しました。まるで何十年前の日本の話を聞かされているような濃密な人間関係です。でも、だからといってベタベタした関係というわけでもない。素敵な関係です。デーブ・スペクターが言っていたように、日本のテレビドラマは何をサボっているのかと思わされた一作でした。ドラマ制作者は、日本の医師のように忙し過ぎるのでしょうか?それとも、見る側のレベルの低さが原因なのでしょうか?
♯15 Heartfelt
7度の殺人を犯した服役中の肝臓提供者、臓器提供を受けることになる少年の気持ち、そして警官15年の経歴を持つ45歳の医師との関わり、それを冷静に見ている研修女医。韓国でも、日本でも同じ設定のドラマが作られていますが、アメリカに敵うのでしょうか?少なくとも、いつも情に訴える日本はかなわないでしょう。
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