きき

エイリアニスト:暗闇の天使のききのレビュー・感想・評価

エイリアニスト:暗闇の天使(2020年製作のドラマ)
3.2
待望のシーズン2!
今回はダコタ演じるサラにフォーカスが当てられた作品に。

遺体の見つかっていない子供を殺したという罪で罰せられる女性。
エイリアニストのラズローを始め、女性だけの探偵事務所を立ち上げたサラ、新聞記者となったジョンは抗議をするも、その声も虚しく死刑は執行される。
その後、別の女性から誘拐された子供を探してほしいという依頼を受けたサラは、これが最初の事件と繋がりがあるのではないかと疑う。

というお話。

前作も二日くらいでイッキ見したけれど、一つの事件を解決するのに10話…なかなかにじっくりすぎる展開にイライラが募ってしまったんだよねぇ。
なので、本作は期待せず。
完全にキャスト目当て、ただ雰囲気がとっても好きだったというのと、一度見始めたものだからという半分義務感で鑑賞。

個人的には今作の方が好きだったなぁ。
前作の持つ独特な雰囲気は消えかけていたし、エイリアニストというタイトルもサブかなってくらいになっていて、今の時代に合う強く芯のある女性が押し出されていたから、在り来たりな印象もあったけど。
万人受けするようになったって感じかな。
ジョンの絶対なるヒロイン感は相変わらずなので、そこは期待通り♡笑

今回は前作よりスピーディーだし、恋愛要素も濃くなってて、事件とサラとジョンの関係にハラハラ、イライラ(笑)、ドキドキさせられる。
そして、とても切ないなぁ。
個人的には、これはもうどっちもどっちだったと思う終わり方な気がする。

とにかく!ダコタ演じるサラの衣装が最高だし、ここ最近観たダコタの映画で一番良い演技だった〜!
だけどね、本当は年相応な役柄で表情豊かなダコタが観たいのよ…!
ラブコメとかコメディとか期待する、お願いだから出てっ…!!

ちなみに、『SHERLOCK』のアドラーでお馴染み、ララ・パルヴァーがラズローの相手役みたいな同業者の役で登場。相変わらず美しくミステリアス。

そして、結局その描写は何だったの?って感じで未解決の問題もあるけど、なんだかんだまとまって終わり。
一人ずつフォーカスが当たるなら、次はジョン?と思わなくもないけど、最後の感じはこれで終わり、でもいけるし、今後はこの感じでサラを主人公にする案でもいけなくはないなって。

最後のサラのセリフがとってもいい。
きき

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